両親の確定申告は毎年手書きで大変。
少しでも楽にしてあげるために、
税額を計算できるエクセルを用意してあげたけど…
計算は簡単になったけど、書き写すのが面倒で使ってないみたい。
国税庁のホームページにいけば、
自動計算してくれる確定申告書があるよ。と教えてあげたけど、
それでも迷って使えてない。
両親が国税庁のホームページを使いこなせるようになればいいのにな。
むちゃくちゃ難しいのかと思って調べていたら、色々便利!
分からない場合は手引きもあるし!
確定申告の用紙を手元に手に入れるためにどこまでできるか。
税務署に行くまでが大変な両親に代わって調べてあげれば、
きっと親孝行になるはずです。
確定申告の用紙をダウンロードするなら国税庁で決まり
確定申告の用紙をダウンロードするのはとても簡単です。
国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」で出来ます。
細かく言えば、作成した申告書等はPDFファイル形式で画面に表示されます。
表示された画面の印刷ボタンをクリックすれば印刷できる仕組みです。
以下の画面では、
医療費控除に関する集計フォームファイルのダウンロードもできるようになっています。
画像転載は国税庁ホームページより
まずは国税庁ホームページ画面の案内にそって金額を入力。
そうすれば税額が自動計算される仕組みです。
なんといっても面倒な計算になるのが控除額。
確定申告する人の生年月日を入力できるので、
その人の年齢を考えたうえで控除額の計算をしてくれます。
もし、確定申告する用紙の種類が分からなくても心配いりません。
画面に書いてある質問に答えていくだけで、
自分が提出したい確定申告書を選んでくれます。
確定申告に関する手間を省ける行政サービスがここまで充実しているとは…
毎年手書きでやってたことは一体何だったんだろうと思っちゃいますね。
もし、両親が電子申告(e-tax)にどうしても抵抗がある場合。
そんなときに便利な電子申告と書面提出のイイトコどりをする方法を
次でご紹介していきますね。
確定申告を全て電子申告でしなくて済む方法
国税庁の確定申告書等作成コーナーで作成した申告書を印刷して、
あとは税務署に持っていくだけ。
印刷してからの手間は税務署に持って行くくらいです。
この方法なら電子申告に不安を感じる両親を安心させてあげられますね。
税額を自動計算してくれるメリット。
パソコン入力で手書きをしなくて済むので、書き直すリスクゼロ。
印刷した実物の確定申告書を確認したうえで提出できる安心感。
この3つの良さを両親に伝えてあげれば、
確定申告のアドバイスも簡単に済んじゃいます。
確定申告の用紙にパソコン入力できるなら意外と簡単
確定申告に慣れていない両親で一番大変なのは税額の計算と記入です。
給与や年金所得などしかない場合、確定申告書選びに迷うことは少ないはず。
国税庁のホームページに行けば、税額の自動計算と入力まで済んでしまう。
もし、途中まで入力していて中断しないといけない場合は大丈夫なのか?
そういった問題も心配ないですよ!
データーの一時保存機能を使えばまたすぐに再開できます。
国税庁のホームページにそのやり方が優しく解説されていますが、
一覧表示はなかったので画像をまとめおきました。
エクセルで自作の計算フォーマットを作るのもありですが、
年度ごとに多少の変更があった場合大変です。
何より、国税庁の行政サービスで確定申告するわけですから確実ですね。
電子申告に抵抗感や面倒な感じがするのはネットによる不安以外もあるはずです。
事前準備を大きく分けると
①「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」が組み込まれている
個人番号カードや住民基本台帳カードを準備する。
②ICカードリーダライタを用いて読み込む必要がある。
③ICカードリーダライタ(約3,000円)を家電販売店で購入しなくてはいけない。
このあたりが電子申告の手間がかかるところ。
ただ、電子申告をせずに書面提出するまでの計算で利用したい方なら、
パソコン入力とネットサーフィンくらいの要領があれば簡単にできますよ。
両親に確定申告のアドバイスをする機会も年に1回。
できるだけ直接教えてあげたいところ。
離れて暮らしている場合はスカイプで教えながらもいいと思います。
*ちなみに、両親がタブレットしかない場合は要注意です。
タブレットの場合、国税庁ホームページの入力機能がうまく動かない場合もあるそうです。
もちろん、パソコンの動作環境も確認を忘れないでくださいね。
以上、
【確定申告の用紙をダウンロードしてエクセル計算より楽する方法とは?】でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。